どぶろくの造り方と心得/工夫
どぶろくの作り方
- 酵母を起こす。パン酵母を砂糖水に投入してしばらく常温に置いておく。ブクブクと泡が出るようになったら成功。
- お粥を作る。水を沸騰させ、生のまま米を投入し、芯米が無くなるまで米を茹でる。どぶろく作りの場合は、トロトロになって米粒が無くなるくらいが適している。
- お粥を60度以下に冷ましてから、こうじ(麹・糀)を投入する。乾燥こうじを使う場合は事前にすり鉢などで粒を半分に引き割ってから投入すると早く柔らかくなり、芯が残りにくくなる。
- 酵母が死なない温度まで冷ましたら、起こしておいた酵母を投入する。
- このまま数日放置する。ムラができないように時々かき混ぜる。
- 作り過ぎて容器からこぼれる場合は、容器ごと冷蔵庫へ入れてしまい、必要な分だけ小出しで発酵を進める手もある。
- アルコール度合いが低い場合は、砂糖を入れると高くなる。
- アルコール度1%以上の酒を作ると酒税法違反になる。
- 酒粕酵母は、毎年年末の新酒が出回る時期に出回る。新しい酒粕の方が活きがいい。
- 濃い場合は柑橘類のジュース等で割って飲む。甘い果物系ジュースならば合う。
- どぶろくを漉すには、自然素材未使用の靴下が適している。口をキッチンクリップで留めて冷蔵庫内で重しで絞る。
- ご飯を煮沸し、60度以下になったら麹と混合したら、40度以下になったところで酵母(酒粕)投入。そのまま冷蔵庫へ入れて急速冷蔵し、腐敗しない温度環境で発酵させれば飲み易いどぶろくになる?