旅男 tabio

足袋と下駄

令和3年(2021)10月19日

足袋(たび)がほしい。寝る時は裸足で寝るけど起きてこのままだと寒い。生まれてから今日までずっと靴下を使用してきたけど、これだと薄い。ほどよい保温ができて畳でも板の間でも使えるものというと・・・足袋だなと。日本で古くから使われてきた伝統的履物「足袋」に今、新たな機能を認知した。

温故知新って古いもの(故)に備わっている(その人にとっての)新しいものを知るって意味なんだと思うんです。(結果的には同じものなのに)古いものは廃して新しくしてしまう癖のある人には一度意識してみることをオススメ。私は今、足袋を意識しています。

就寝時には裸足だけど、朝起きると足が寒く冷たいので何かを履く。これまでの常識だと靴下だが、これだと冷も寒も防げないから暖房使用っていう人には足袋があります。ただし、外出時にこのまま靴は履けないから、履き替える手間をめんどくさく感じない程度に長時間自宅にいる人に適する。外出時には従来の靴下に履き替える必要がある。

なるほど、それで日本の履物は下駄なんだなと。下駄や雪駄ならほぼ大きさに縛られないから足袋のまま外出できるね。しかし、下駄や雪駄は階段と遠出には適さない。うーむ、だんだんと奥深くなってきた。