痛風

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ビールが尿酸値を上げるというより、酒・アルコールが尿酸値を上げるのだとみています。200ml缶の日本酒を飲んだところ、一気に痛みが起きました。アルコールが痛風の原因であることは確実視しています。

質問、痛風は何科で診てもらえばいい?答え、整形外科で診てもらえましたが、内科でもよいそうです。

足に痛風を患うと、その痛みのため、掴まるところ無しでは立ち上がることも歩くこともままならなくなります。一人暮らしでそうなった場合、仕事は勿論、医者に行くこともできずに一人でのたうちまわる事になるでしょう。一度そこまで発症すると数十日は続くようです。いつそういう事態に陥ってもよいように、日頃から近くの人との付き合いは大切にしましょう。自分一人の力では解決できない事態に陥った時、頼りになるのは結局は身近な人たちです。

体験記

ある夏の日、手首に異常な痛みを感じるようになったので医師に診てもらった。痛みの原因は体内の尿酸の結晶化とのこと。つまり、本来は体内で溶けているべきものが水分不足等が原因で溶けていられなくなり、結晶化して痛みとして感じるようになったと。思えば、あまりの暑さによく冷水を飲んで体温を下げる試みをしていたところ腹を下してしまったので、今度は逆に 飲む頻度を抑えていた 矢先の事だった。

血液検査をしたところ、尿酸値が通常値より高くなっているとのこと。尿酸値というのは、ビールや乾物などの細胞質なもの(要するに美味しいもの)に含まれている”プリン体”を多く含む食品を食べると上がるそうで、たぶん水分が抑えられた事で体内で結晶化し、痛みになったのだろう。

医師からは、水をよく飲んで体内の尿酸を排出する一方で、プリン体を多く含む食品の摂取を控える事を提案された。プリン体といえば、最近のビールに『プリン体ゼロ』を謳うものが多く出ているがこういう事だったのかと初めて理解。となると、ひょっとしたら流行っている病気なのかも知れない。

この翌年にはまた発症。同じく、夏だった。今度は足首。ちょっとした足首の角度の変更で激痛が走るので、自宅でも風呂やトイレの行き来だけでも一苦労。腫れもあり、普段履いている靴は履けない。仕事はデスクワークは問題ないが、ガテン系ハードワークは絶対に無理。自転車のスタンドを立てるのも無理。

症状:痛風になるとどうなるか?

手首、足首が腫れて激痛が起こる。骨折の経験があれば骨折を疑う。寝ても覚めてもとにかくズキズキと痛く、痛みからは逃れられない。寝返りを打つだけでも痛いので、打ち方を配慮しながらの寝返りになり、その結果、グッスリとは寝られずに寝不足になる。足首の場合はくるぶしが隠れるほど腫れるので、全く発症していないもう一方の足と比べるとその差がハッキリと見てわかる。体重をかけると折れるのではないかと思えるくらいの激痛が走るのでかけられない。よって、起床して歩く際には片足ケンケンか頑丈な金剛杖(富士登山で使うようなもの)を突くか、四つん這いになる。もちろん、歩くのも困難な状況では多くの仕事も不可。発症が左右どちらかの手首にしろ足首にしろ、扱いや生活への影響は骨折とほぼ同じ。それだけの大きな症状ながら、治ってしまうと、痛みの最盛期の事が夢か幻のように信じられなくなる。 症状が沈静化するのには3週間くらいかかる。

手首の場合

心臓より上に手を上げていると痛みは弱まり、下げるほどにズキンズキンと痛みが強まり、そのまま下げ続けるとしまいには手首が爆発しそうな感触になる。右手首の場合、発生する痛みの為に・・・

足首の場合

原因

対策

  1. 尿酸値を上げる原因となるプリン体の摂取を控える。ビールや乾物などの他、プリン体の多い食物を食べないようにする。
  2. たくさん水を飲み、体内の尿酸を外へ排出する。汗をかいて体から出た分だけは水を飲むように心がける。
  3. 医師の診断を受け、処方薬を使う。(これが一番効果がある)
    ※処方された薬:ボルタレン錠25mg / コルヒチン錠0.5mg

痛風持ち向きと思われる食品

米(ごはん) / 蕎麦 / パスタ / 冷やし中華 / 野菜カレー / 豆腐 / コンニャク / コーヒーや紅茶

痛風持ちには不向きと思われる食品

個人的な見解である。これが引き金になった事は自分的には確信的。正直、美味しい。

コンビニのハンバーグカレードリア弁当 / コンビニのミックスグリル弁当(ハンバーグ・Gチキン・ソーセージの三味) / タルタルチキンカツ定食または丼

診察の受診先は内科

手首や足首の場合、骨折の症状と似ていると思います。酷い痛みと腫れと熱です。骨折する思い当たりが無い場合は直接に内科へ行ってもよいかも知れません。思い当たる事があるならまず整形外科へ、そこで血液検査(採血)がなされれば、その後に内科受診になるでしょう。

夏のこんな時は要注意

そんな時は、プリン体の多い食品の摂取と水分補給に注意。 それと、痛みの場所が足の場合は歩けなくなる前に医師にいくのが上手い。

履歴

2017